映画『マーベルズ』日本興行収入と世界興行収入は?MCU史上最低は本当?

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© Marvel / © Walt Disney Studios Motion Pictures

2023年11月10日公開の映画『マーベルズ』は、マーベルコミックのスーパーヒーローをテーマに映画化したマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の最新作。

 

公開初週の興行収入は、北米で4600万ドル(約68億円)、全世界興行収入で1億1030万ドル(約163億円)と、歴代MCU映画の中で、過去最低の結果でスタートしたことで話題になりました。

 

マーベルシリーズはコアなファンがいることで有名ですが、本作の最終的な興行収入はどうだったのでしょうか。

 

本記事では、映画『マーベルズ』の日本と世界における興行収入を解説します。

マーベルズ』の日本興行収入

マーベルズの日本の興行収入は、

「7.3億円」

でした。

 

そもそもマーベル作品が、日本ではあまり売れないという前提もありますが、それを踏まえても、かなり低調だと言えますね。

 

日本でのマーベル作品中の最高興行収入は2019年公開の『アベンジャーズ/エンドゲーム』で61.3億円ですから、それと比べても相当な低調ぶりだったことがわかります。

※2019年公開『アベンジャーズ/エンドゲーム』の日本国内での映画興行収入ランキングは8位。

 

それでは、『マーベルズ』の日本におけるマーベル全作品中、歴代興行収入ランキングではどうでしょうか。

 

『マーベルズ』の日本国内の歴代興行収入ランキングは

 

「ワースト6位!」

 

です。

2014年公開の『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』7億円を若干上回り、ワーストベスト5を免れることができた結果となりました。

 

『マーベルズ』公開以前の歴代マーベル作品での日本国内ワースト興行収入ランキングも紹介します。

 

<歴代マーベル作品の日本版ワースト興行収入ランキング>

ワースト順位作品タイトル興行収入公開年
1位キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー約3億1,000万円2011年
2位インクレディブル・ハルク5億円弱2008年
3位マイティ・ソー約5億円2011年
4位マイティ・ソー/ダーク・ワールド6億3500万円2014年
5位キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー7億円2014年

マーベルズ』の世界興行収入

マーベルズの最終的な世界累計興行収入は、

「約2億500万ドル(約296億5000万円)」

でした。

 

制作費や宣伝費など合わせた総予算が約2億7000万ドルと言われていますから、残念なことに赤字の結果になってしまったようです。

 

MCU史上最低は本当?歴代ワーストランキングを紹介

『マーベルズ』は、マーベル作品中、最も低い世界興行収入2億6480万ドルであった『インクレディブル・ハルク』を下回り、

 

「過去最低の結果」

 

に終わってしまいました。

 

『マーベルズ』公開以前の歴代マーベル作品での全世界ワースト興行収入ランキングも紹介します。

 

<歴代マーベル作品の全世界版ワースト興行収入ランキング>

ワースト順位作品タイトル興行収入公開年
1位インクレディブル・ハルク2億6400万ドル(約390億円)2008年
2位キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー3億7000万ドル(約547億円)2011年
3位ブラック・ウィドウ3億7900万ドル(約560億円)2021年
4位エターナルズ4億200万ドル(約621億円)2021年
5位シャン・チー/テン・リングスの伝説4億3200万ドル(約638億7000万円)2021年

まとめ

いかがだったでしょうか?

 

残円ながら『マーベルズ』は残念な結果に終わってしまいました。

 

しかし、興行収入や動員数は、ビジネス面というごく一部の結果であって、必ずしもそれだけでその作品の良し悪しを決めるものではないと思います。

 

実際に、作品が良くてもビジネス面で振るわなかった作品はたくさんありますからね。

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